DVから安全に逃げるには?相談窓口と避難の準備、知っておきたいこと
公開日:2026/04/01 更新日:2026/08/13

パートナーや配偶者からの暴力(DV)に苦しんでいる方へ。「自分が悪いのかもしれない」「家族に迷惑をかけたくない」と一人で抱え込んでいませんか。
DVは、身体的な暴力だけでなく、暴言や無視、経済的な締め付け、行動の制限なども含む、あなたの心と体を傷つける行為です。どんな理由があっても、DVは許されるものではありません。
まず知っておいていただきたいのは、あなたは一人で解決する必要がないということです。今すぐ命の危険を感じる場合は、迷わず110番に通報してください。それ以外の場合も、専門の相談窓口があなたの状況に合わせてサポートしてくれます。
まず知っておきたい相談窓口
DV相談ナビ「#8008(はれれば)」
全国共通の電話番号です。かけると、お近くの都道府県の配偶者暴力相談支援センターに自動でつながります。
DV相談+(プラス)「0120-279-889」
内閣府が運営する相談窓口です。電話は24時間対応、チャット相談は12時〜22時、メール相談は24時間受付しています。英語・中国語・韓国語など多言語にも対応しています。
緊急時は110番
今すぐ助けが必要な場合は、ためらわずに警察へ通報してください。
「相談したら何かが大きく変わってしまうのでは」と不安に思うかもしれませんが、相談すること自体が、あなたにとって何が最善かを一緒に考えるための第一歩です。
【目次】
1. 安全に避難するための準備
急な避難が必要な場合は、準備よりも安全確保が最優先です。しかし、状況にまだ余裕がある場合は、次のような準備をしておくと、その後の手続きがスムーズになります。
相談窓口や弁護士に相談しておく
DV相談ナビや配偶者暴力相談支援センターに相談しておくことで、避難先の紹介や法的手続きについてのアドバイスを受けられます。弁護士に相談することで、離婚や保護命令など今後の選択肢も整理しやすくなります。
緊急連絡先や避難先を決めておく
信頼できる家族や友人、または婦人相談所・シェルターなど、いざというときにすぐ向かえる場所を把握しておきましょう。
重要な書類・お金を確保しておく
通帳・印鑑・保険証・年金手帳・母子手帳など、生活に必要な書類は可能な範囲でまとめておくと安心です。すぐに持ち出すのが難しい場合は、コピーだけでも別の場所に保管しておく方法もあります。
緊急時にすぐ持ち出せる最低限の荷物をまとめておく
着替えや常備薬、携帯電話の充電器など、当面の生活に必要な物だけを小さなバッグにまとめておきましょう。
これらの準備は、あなたの状況や安全度に応じて無理のない範囲で行うことが大切です。準備に時間をかけすぎて危険な状況が長引くようであれば、まずは相談窓口に連絡し、専門家の判断を仰ぐことをおすすめします。
2. 別居後の生活に向けて準備しておきたいこと
避難後の生活を安定させるためには、次のような点も知っておくと役立ちます。
婚姻費用・生活費について相談する
別居中であっても、収入の少ない側は相手に生活費(婚姻費用)を請求できる場合があります。
弁護士や相談窓口に相談してみましょう。
住民票の閲覧制限を申請する
加害者に居場所を知られないよう、市区町村役場で住民票の閲覧・交付を制限する手続き(支援措置)ができます。
保護命令の制度を知っておく
身の危険が続く場合、裁判所に申し立てることで、加害者に接近禁止や退去を命じる保護命置が認められる場合があります。
これらの手続きは複雑に感じられるかもしれませんが、相談窓口や弁護士がサポートしてくれます。一人で全てを判断しようとせず、専門家の力を借りましょう。
3. 荷物の扱いに悩んだときは
避難先が実家や知人宅、シェルターなどの場合、生活に必要な荷物をすべて持ち込めないケースもあります。また、新しい住まいが決まるまでの一時的な期間、当面使わない荷物の置き場所に困ることもあるかもしれません。
そうした場合は、月単位で借りられる収納サービス(トランクルーム)を、荷物の一時的な保管先として活用する方法もあります。加害者に居場所を知られないよう、契約先の選び方や連絡先の設定には注意が必要です。荷物の保管方法について迷った際は、まず相談窓口や支援団体に、安全面も含めて相談してみることをおすすめします。
4. まとめ
DVは、どんな理由があっても許されない行為です。まずはあなたの安全を最優先に考え、一人で抱え込まず、DV相談ナビ(#8008)やDV相談+(0120-279-889)、緊急時は110番へ相談してください。避難の準備や別居後の生活、荷物の保管方法など、具体的な悩みについても、専門の相談窓口や弁護士が力になってくれます。あなたが安心して暮らせる環境を取り戻すために、少しずつでも行動を起こしていきましょう。
この記事は一般的な情報提供を目的としたものです。
今まさに危険な状況にある場合は、この記事を読み終えるのを待たず、110番またはDV相談ナビ(#8008)へすぐにご連絡ください。
この記事の監修・編集者プロフィール
eトランク編集部
株式会社e-portal 営業企画部所属
2007年のサービス開始以来、18年以上にわたりトランクルーム業界の情報を収集・発信中。現在は全国250企業様以上のトランクルーム情報を提供しています。利用者が自分に合った収納スペースを選べるよう、選び方や活用方法などの情報を分かりやすく発信しています。