引っ越しは自分で運ぶべき?距離別の料金比較とセルフ引っ越しの注意点
公開日:2026/08/28 更新日:2026/08/28

全国のトランクルーム・レンタル倉庫を一括で比較できる検索サイト「eトランク」が、引っ越しを自分で運ぶ場合の料金比較と、セルフ引っ越しで失敗しないためのポイントを解説します。
「引っ越し業者に頼むほどの荷物量ではない」「できるだけ費用を抑えたい」という理由で、業者に依頼せず自分で荷物を運ぶ「セルフ引っ越し」を検討する方が増えています。ただし、自分で運べば必ず安くなるとは限らず、移動距離によっては逆に割高になるケースもあります。
要点:セルフ引っ越しは、近距離であれば業者に依頼するより費用を大きく抑えられますが、移動距離が長くなるほどレンタカー代や高速料金がかさみ、業者に依頼する費用と差が縮まる、あるいは逆転することもあります。荷物が少ない単身者・近距離・協力者がいる場合は自分で運ぶのに向いていますが、大型家具家電が多い、エレベーターがない、引っ越し日がタイトといった場合は業者への依頼がおすすめです。一度で運びきれない荷物は、トランクルームなどの一時保管サービスを活用することで、無理なく引っ越しを進められます。
【目次】
- 1. 引っ越しを自分で運ぶとどれくらい安くなる?距離別コスト比較
- 2. 自分で運ぶメリット・デメリット
- 3. 自分で運ぶのに向いている人・業者に頼むべき人
- 4. セルフ引っ越しの基本的な流れと準備
- 5. 近隣トラブルを避けるための配慮
- 6. 荷物を一度で運びきれないときの選択肢
- 7. 自分に合ったトランクルームの選び方
- 8. よくある質問
- 9. まとめ
1. 引っ越しを自分で運ぶとどれくらい安くなる?距離別コスト比較
自分で運ぶ場合の節約効果は移動距離によって大きく変わり、長距離になるほど業者依頼との差は縮まり、逆転することもあります。
単身者の引っ越しを例に、距離別の費用感を比較してみましょう。
| 移動距離 | 自分で運ぶ場合の目安 | 業者に依頼した場合の目安 |
|---|---|---|
| 近距離(〜20km) | 約1.5万〜2万円 | 約3.1万〜3.3万円 |
| 中距離(〜50km) | 約2万〜2.5万円 | 約3.3万〜3.5万円 |
| 遠距離(〜300km) | 約5.5万〜6万円 | 約4.3万〜5.5万円 |
金額はあくまで一例の目安です。荷物量・使用する車両・時期・お礼の有無などによって変動します。
近距離・中距離では、自分で運ぶ方が業者依頼よりも費用を抑えられる傾向にあります。一方、遠距離になるとレンタカーの長期レンタル代や高速料金、往復のガソリン代がかさみ、業者に依頼する費用とほぼ変わらない、あるいは高くなってしまうケースもあります。
移動距離が長い引っ越しを検討している場合は、「自分で運ぶ=必ず安い」と思い込まず、事前にレンタカー代を含めた総額を試算し、業者の見積もりと比較することをおすすめします。
2. 自分で運ぶメリット・デメリット
セルフ引っ越しは費用と日程の自由度が魅力ですが、体力的な負担と破損リスクという明確なデメリットもあります。
メリット
・費用を抑えられる:人件費や運送費がかからないため、近距離・荷物が少ない場合は大きな節約になります。
・自分のスケジュールで動ける:業者の予約状況に左右されず、自分の都合で日程や時間帯を決められます。
・業者とのやりとりが不要:相見積もりの手配や営業担当とのやりとりの手間がかかりません。
デメリット
・資材・車両の手配が手間:レンタカーやダンボール、養生材などを自分で用意する必要があります。
・想像以上に体力を消耗する:大型家具・家電の運搬や、階段の上り下りは大きな負担になります。
・破損・傷のリスクが高い:慣れない作業で家財を傷つけたり、賃貸の壁や床を傷つけて原状回復費用が発生したりする可能性があります。
3. 自分で運ぶのに向いている人・業者に頼むべき人
荷物が少ない単身者・近距離・協力者がいる場合は自分で運ぶのに向いていますが、
大型家財が多い、人手がない場合は業者への依頼が安全です。
自分で運ぶのに向いているケース
・一人暮らしで荷物がダンボール数個程度と少ない
・引っ越し先が数km圏内の近距離
・手伝ってくれる友人・家族がいる
・引っ越し日までスケジュールに余裕がある
業者への依頼を推奨するケース
・家族での引っ越し、または荷物が多い
・エレベーターのない物件(特に2階以上)
・冷蔵庫・洗濯機など大型家電が複数ある
・引っ越し日までの準備期間が短い
・マンションの管理規約でセルフ引っ越しが禁止されている
マンションによっては、共用部分や住居の破損リスクを避けるため、管理規約で自力での引っ越しを制限している場合があります。自分で運ぶ予定の方は、事前に管理会社やオーナーに確認しておきましょう。
4. セルフ引っ越しの基本的な流れと準備
セルフ引っ越しを成功させるカギは、車両・資材・協力者の早めの手配と、計画的な荷造りです。
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引っ越し日を決め、レンタカーを予約する
- 繁忙期(3〜4月、9〜10月)はレンタカーの予約が取りにくくなるため、早めの手配がおすすめです。
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荷物量を把握し、不用品を処分する
- 荷物を減らすことで、車両のサイズを小さくでき、運搬の労力も費用も抑えられます。
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梱包資材・車両・台車を準備する
- ダンボール、緩衝材、ガムテープ、養生テープ、台車などを用意します。荷物量に応じて軽トラック・ワンボックスバン・2トントラックなど車種を選びましょう。
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協力者に早めに声をかける
- 大型家具・家電の運搬には複数人の手が必要です。日程調整とお礼の準備も忘れずに。
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部屋ごと・使用頻度別に荷造りする
- 普段使わない物から梱包し、ダンボールには中身と搬入先を明記しておくと、荷解きがスムーズです。
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搬出入時は養生を徹底する
- 旧居・新居の壁や床を傷つけないよう、ダンボールや毛布で保護しながら作業しましょう。
冷蔵庫・洗濯機は前日までに水抜きが必要で、横向きに運ぶと故障の原因になるため、立てたまま運搬するのが基本です。組み立て家具は分解し、部品はまとめてビニール袋に入れておくと搬入がスムーズになります。
5. 近隣トラブルを避けるための配慮
セルフ引っ越しは何度も往復することが多く、車の出し入れの音や話し声が近隣トラブルの原因になりやすいため、事前の配慮が欠かせません。
自分で荷物を運ぶ場合、一度にすべての荷物を運びきれず、数日かけて少しずつ往復するケースも少なくありません。実際に、「1週間前から毎日、家族総出で荷物を運んでいる家があり、車のドアの開閉音や話し声がうるさい」「道路に何台も車を停めて作業しており、通行の妨げになっている」といった声も見られます。
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作業時間帯に配慮する
- 早朝や夜間の搬出入は特に音が響きやすいため、できるだけ日中の時間帯に作業しましょう。
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駐車スペースを事前に確保する
- 路上に長時間車を停めると、近隣や通行の妨げになることがあります。可能であれば、事前にコインパーキングなどを確保しておくと安心です。
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短期間で集中して終わらせる
- 何日にもわたって作業をするより、荷物を計画的にまとめ、できるだけ短期間で完了させる方が、近隣への影響を抑えられます。
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一言挨拶をしておく
- 作業期間が数日にわたる場合は、事前に近隣へ一声かけておくと、トラブルに発展しにくくなります。
体力的な負担を減らす方法としては、家電量販店で家具・家電を購入した際の設置・配送サービスを利用したり、大型家財だけを配送サービスや引っ越し業者に依頼し、小物は自分で運ぶという「ハイブリッド型」を検討するのもおすすめです。
6. 荷物を一度で運びきれないときの選択肢
レンタカーの積載量や人手の関係で荷物を運びきれない場合は、トランクルームなどの一時保管サービスの活用が有効です。
自分で運ぶ場合、レンタカーの積載量や協力者の人数によって、一度の運搬ですべての荷物を運びきれないことがあります。また、旧居の退去日と新居の入居日にタイムラグがある場合も、荷物の置き場所に困ることがあります。
こうした場合、すぐに使う生活必需品だけを新居へ運び、残りの荷物を一時的にトランクルームへ預けておく方法が有効です。屋内型トランクルームであれば空調・セキュリティが整っており、家具や家電、衣類なども安心して保管できます。24時間出し入れ可能な物件であれば、自分の都合に合わせて何度かに分けて荷物を取り出すこともできます。
7. 自分に合ったトランクルームの選び方
トランクルームを検討する際は、次のポイントを比較しておくと後悔しにくくなります。
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サイズ
- 一時保管する荷物量に応じて、ロッカーサイズの小さな部屋から数帖の広い部屋まで選べます。
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立地・アクセス
- 旧居・新居どちらから出し入れすることが多いかを考え、通いやすい場所を選びましょう。
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空調設備の有無
- 衣類や家具など湿気に弱い荷物を預けるなら、空調が整った屋内型がおすすめです。
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利用期間の柔軟性
- 引っ越しの一時保管として使う場合は、短期利用に対応しているかも確認しておくと安心です。
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搬入経路
- 大型家具・家電を預ける場合は、台車やエレベーターの有無、通路の幅も確認しておきましょう。
全国のトランクルーム・レンタル倉庫を一括で比較できる検索サイト「eトランク」では、エリアやサイズ、空調の有無から一覧で探せます。自分の引っ越しスケジュールや荷物量に合った物件を効率よく見つけたい方は、ぜひ活用してみてください。
8. よくある質問
Q. 遠距離の引っ越しでも自分で運んだ方が安くなりますか?
A. 移動距離が長くなるほど、レンタカーの長期レンタル代や高速料金、ガソリン代がかさみ、業者に依頼する費用と差が縮まる、あるいは逆転することもあります。遠距離の引っ越しを検討している場合は、事前に総額を試算し、業者の見積もりと比較することをおすすめします。
Q. 運転免許はあるけれど、あまり運転に自信がありません。それでも自分で運べますか?
A. 慣れない運転でレンタカーを運転するのは事故のリスクが高まります。近距離での往復を選ぶ、運転に慣れた協力者にお願いする、大型家財だけを配送サービスに依頼するといった方法を検討しましょう。
Q. マンションでエレベーターを使って自分で運ぶ場合、注意することはありますか?
A. 引っ越し作業のためにエレベーターを長時間占有すると、他の住人に迷惑がかかる可能性があります。管理規約で事前予約が必要な場合もあるため、管理会社に確認しておきましょう。
Q. 荷物を全部運びきれなかった場合、一時的にどこかに預けることはできますか?
A. トランクルームなどの一時保管サービスを利用すれば、すぐに使わない荷物を一時的に預けておけます。24時間出し入れ可能な物件なら、都合に合わせて何度かに分けて取り出すことも可能です。
9. まとめ
引っ越しを自分で運ぶかどうかは、荷物の量や移動距離、協力者の有無によって最適な選択が変わります。近距離であれば費用を大きく抑えられますが、遠距離になるほど業者依頼との差は縮まり、逆転することもあるため、事前の比較検討が欠かせません。
自分で運ぶ場合は、近隣への配慮を忘れずに、計画的な準備と養生を徹底しましょう。荷物を一度で運びきれない場合や、退去日と入居日にタイムラグがある場合は、トランクルームなどの一時保管サービスを上手に活用することで、無理のない引っ越しを実現できます。
この記事の監修・編集者プロフィール
eトランク編集部
株式会社e-portal 営業企画部所属
2007年のサービス開始以来、18年以上にわたりトランクルーム業界の情報を収集・発信中。現在は全国250企業様以上のトランクルーム情報を提供しています。利用者が自分に合った収納スペースを選べるよう、選び方や活用方法などの情報を分かりやすく発信しています。