引っ越し時の荷物はどこに預ける?トランクルームで一時保管する方法・費用・選び方を徹底解説
公開日:2024/01/12 更新日:2026/06/19

引っ越しでは、「新居にまだ入居できない」「退去日は決まったのに引っ越し先が決まらない」といった理由で、一時的に荷物を置く場所が必要になることがあります。家具や家電をそのまま処分するわけにもいかず、保管場所に悩む人は少なくありません。
この記事では、引っ越し時の荷物の一時保管が必要になるケースから、主な保管方法の比較、トランクルームのメリット・注意点、費用相場、選び方、利用の流れまでを網羅的に解説します。どこに何を預けるべきか迷っている方は、ぜひ参考にしてください。
目次
2. 引っ越し時の荷物はどこに預ける?主な一時保管方法を比較
7. トランクルームと引越し業者の一時預かりはどちらがおすすめ?
11. まとめ|引っ越しの荷物一時保管にはトランクルームの活用がおすすめ
引っ越しで荷物の一時保管が必要になるケースとは?
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引っ越しのスケジュールは、必ずしも「旧居の退去」と「新居への入居」がぴったり重なるとは限りません。
タイミングがずれると、その間の荷物の置き場所が問題になります。代表的なのは次のようなケースです。
・退去日は決まっているが、引っ越し先がまだ決まっていない … 物件探しが長引くと、荷物の保管期間が読めません。
・引っ越し先は決まっているが、まだ入居できない … 新築の完成待ちや、前の入居者の退去待ちで仮住まいが必要なケースです。
・新居が手狭で、すべての荷物を運び込めない … 入りきらない家具・家電・季節用品などを別途保管したい場合です。
・家の建て替え・リフォームの期間中 … 工事中は家財をまるごと別の場所へ移す必要があります。
・海外転勤・単身赴任で長期間家を空ける … 帰国・帰任のタイミングが不確定なため、長期で安全に預けたい場合です。
・引っ越しを機に荷物を整理したい … すぐ処分を決められない思い出の品などを一時的に避難させたいケースです。
これらに共通するのは「いつまで・どれくらいの量を預けるかが流動的」という点です。状況に合った保管方法を選ぶことが、費用と手間を抑えるカギになります。
引っ越し時の荷物はどこに預ける?主な一時保管方法を比較
引っ越し荷物の主な一時保管方法は、大きく分けて以下の4タイプです。それぞれ特徴・料金感・向いている人が異なります。
| 保管方法 | 特徴 | 料金の目安 | 出し入れ | 向いている人 |
|---|---|---|---|---|
| 屋内型トランクルーム | 建物内の収納スペース。空調・セキュリティが整う | 1帖あたり月5,000〜15,000円前後 | 自由(24時間対応も多い) | 荷物が多い・長期・デリケートな品を預けたい人 |
| 屋外型トランクルーム(レンタルコンテナ) | 屋外コンテナ。車を横付けして搬入しやすい | 屋内型より安い傾向 | 自由 | 大きな荷物を安く預けたい・自力搬入したい人 |
| 宅配型トランクルーム | 段ボール単位で預け、出し入れは配送 | 1箱あたり月110〜330円前後 | 配送(即時不可) | 荷物が少ない・小物中心の人 |
| 引越し業者の一時預かり | 搬出から保管・搬入まで業者が代行 | 月15,000〜25,000円前後 | 原則できない | 住所確定・短期・手間をかけたくない人 |
※料金は東京都内の一般的な目安です。地域・店舗・荷物量によって変動します。
屋内型トランクルーム
建物の中に区切られた収納スペースを借りるタイプです。空調が効いた環境が多く、雨風や湿気・温度変化の影響を受けにくいのが特長。契約者しか入れない仕組みやセキュリティ設備が整った店舗が多く、デリケートな家具・家電や大切な品の保管に向いています。
屋外型トランクルーム(レンタルコンテナ)
屋外に設置されたコンテナを借りるタイプです。敷地内に車を乗り入れて搬入できる店舗が多く、大きな荷物の出し入れがしやすいのがメリット。屋内型より料金が安い傾向にありますが、空調がないため温度・湿度の影響を受けやすく、熱や湿気に弱いものの保管には注意が必要です。
宅配型トランクルーム
段ボール1箱から預けられる手軽さが魅力で、自宅にいながら集荷・配送で荷物を預けられます。月額が安い一方、出し入れのたびに送料がかかり、取り出しに時間がかかるため、引っ越しの大型荷物よりも「めったに使わない小物」の保管に向いています。
引越し業者の一時預かりサービス
引越し業者が荷物を搬出し、自社の倉庫やコンテナで一定期間保管したうえで、新居や仮住まいへ搬入してくれるサービスです。搬出・搬入をすべて任せられる利便性が最大の強み。一方で、保管中の自由な出し入れができない点や、転居先の住所確定を条件にする業者、繁忙期(3〜4月)は対象外とする業者がある点に注意が必要です。
引っ越しの一時保管にトランクルームがおすすめな理由

複数の方法があるなかで、引っ越しの一時保管にトランクルームが特におすすめなのは、保管期間や荷物量の「不確実さ」に強いからです。
引っ越し業者の一時預かりは「いつ搬入するか(=引っ越し先の住所と日程)」が決まっていることが前提になりがちです。しかし、引っ越し先がまだ決まらない、入居がいつになるか読めない、という状況では条件を満たせないことがあります。
その点トランクルームは、短期でも長期でも自分の都合で契約期間を調整でき、荷物量に合わせてサイズも自由に選べます。さらに、引っ越しが終わったあとも「自宅の物置代わり」として継続利用できるため、新居の収納が足りない場合の受け皿にもなります。期間が流動的になりやすい引っ越しの一時保管とは、相性が良い方法だといえます。
引っ越しでトランクルームを利用するメリット
トランクルームを引っ越しの一時保管に使う主なメリットは次のとおりです。
保管期間を自由に決められる … 1か月だけの短期から、住所が決まるまでの長期まで、状況に合わせて調整できます。
荷物の量に合ったサイズを選べる … 段ボール数箱から大型家具まで、必要な広さだけ借りられるため無駄なコストが出にくい。
荷物の量による追加料金がかかりにくい … 借りたスペース内であれば、出し入れの回数で料金が増えることは基本的にありません。
24時間出し入れできる店舗が多い … 都合の良いタイミングで荷物を取り出せます(屋内型・屋外型に多い)。
空調・セキュリティが整った環境を選べる … 屋内型なら温度・湿度管理や入退館管理があり、デリケートな品も安心。
引っ越し後も継続利用できる … 新居の収納不足の解消や、趣味・季節用品の保管場所として使い続けられます。
引っ越しでトランクルームを利用する際の注意点
メリットの多いトランクルームですが、契約前に押さえておきたい注意点もあります。
荷物の搬入・搬出は基本的に自分で行う… 引越し業者の一時預かりと違い、運搬は自力が原則です。大型家具がある場合は運搬手段(業者の手配など)も検討しましょう。
建物の構造・搬入経路を事前に確認する… エレベーターの有無、通路幅、車の横付け可否によって、運び込みやすさが大きく変わります。
屋外型は温度・湿度の影響を受けやすい… 熱や湿気に弱い家電・木製家具・衣類などは屋内型を選ぶのが無難です。
初期費用がかかる場合がある… 月額利用料のほかに、事務手数料・管理費・鍵交換費・敷金などが発生することがあります。
預けられないものがある… 危険物・生もの・現金や貴重品などは規約で禁止されている場合が多いため、契約前に確認しましょう。
引っ越し用トランクルームの費用相場

トランクルームの料金は「タイプ」「広さ(帖数)」「立地」によって変わります。
東京都内を基準にした月額の目安は次のとおりです(初期費用は別途)。
屋内型トランクルームの費用相場(東京都内・月額目安)
| 広さ | 月額料金の目安 | 収納できる荷物の目安 |
|---|---|---|
| 0.5帖 | 3,000〜10,000円 | 段ボール・小物中心 |
| 1帖 | 5,000〜15,000円 | 単身の荷物・小型家具 |
| 2帖 | 10,000〜25,000円 | 家族の荷物・複数の家具 |
| 4帖 | 20,000〜40,000円 | 一軒分に近い家財 |
屋外型トランクルーム(レンタルコンテナ)の費用相場(東京都内・月額目安)
| 広さ | 月額料金の目安 |
|---|---|
| 1帖未満 | 2,000〜5,000円 |
| 2帖 | 5,000〜10,000円 |
| 3帖 | 10,000〜15,000円 |
| 4帖 | 15,000〜20,000円 |
そのほかの費用感
宅配型トランクルーム … 段ボール1箱あたり月110〜330円前後。ただし取り出しのたびに送料が必要。
初期費用 … 月額利用料の1〜2か月分程度の事務手数料・管理費などがかかる場合があります。
同じ広さでも、空調・セキュリティが整う屋内型は屋外型より高くなる傾向があります。料金だけでなく「保管環境」とのバランスで選ぶことが大切です。なお、上記はあくまで東京都内の目安で、地域や店舗によって料金は異なります。
トランクルームと引越し業者の一時預かりはどちらがおすすめ?
「結局どちらを選べばいいの?」という方のために、判断のポイントを整理します。
| 比較項目 | トランクルーム | 引越し業者の一時預かり |
|---|---|---|
| 保管期間 | 短期〜長期まで自由 | 短期向け(期間が決まっている前提が多い) |
| 荷物の出し入れ | いつでも可能(タイプによる) | 原則できない |
| 搬入・搬出の手間 | 自分で行う | 業者が代行してくれる |
| 引っ越し先の住所 | 未定でも利用可能 | 確定が条件のことが多い |
| 繁忙期の利用 | 通常どおり可能 | 対象外の業者もある |
| 料金感 | サイズ次第で調整可能 | 月15,000〜25,000円前後 |
トランクルームが向いている人
・引っ越し先が決まっておらず、保管期間が読めない
・荷物が多く、長期で保管する可能性がある
・預けている間も荷物を出し入れしたい
・引っ越し後も収納場所として使い続けたい
引越し業者の一時預かりが向いている人
・引っ越し先の住所が確定していて、保管期間が決まっている
・建て替え・リフォームなど、搬出先と搬入先が同じ短期保管
・荷物を自分で運ぶ手間をかけたくない
迷ったら、「保管期間が確定しているか」「自分で荷物を運べるか」の2点を基準に考えると判断しやすくなります。
引っ越し時のトランクルームの選び方
自分に合ったトランクルームを選ぶには、次の5つのポイントをチェックしましょう。
1.荷物量に合ったサイズ … 大きすぎると無駄な費用、小さすぎると入りきりません。預ける荷物をリストアップし、必要な帖数を見積もりましょう。多くの会社が用意する「収納シミュレーション」も便利です。
2.保管環境(空調・湿度管理) … 家電・木製家具・衣類・本など熱や湿気に弱いものを預けるなら、空調完備の屋内型がおすすめです。
3.セキュリティ … 監視カメラ、入退館管理、個別の施錠など。高価なものを預けるほど重視すべき項目です。
4.アクセス・立地 … 自宅や新居から近いか、車で搬入できるか。出し入れの頻度が高いほど、立地の良さが効いてきます。
5.料金体系 … 月額だけでなく、初期費用・管理費・最低契約期間・キャンペーンの有無まで確認し、総額で比較しましょう。
複数の会社で見積もりを取り、料金と条件を比較検討することが、納得できる選択につながります。
引っ越しでトランクルームを利用する流れ
トランクルームの利用は、おおまかに次のステップで進みます。
1.預ける荷物量を把握する … 何を預けるかを書き出し、必要なサイズの目安をつかみます。
2.店舗・プランを探して比較する … タイプ(屋内・屋外・宅配)、立地、料金、設備を比較します。
3.見積もり・内見をする … 可能であれば現地を確認し、搬入経路や広さをチェックします。
4.申し込み・契約する … 必要書類を準備し、初期費用を支払って契約します(オンライン完結の会社も増えています)。
5.荷物を搬入する … 自分で運ぶか、運搬を業者へ依頼します。割れ物や精密機器は梱包を丁寧に。
6.必要に応じて出し入れ・解約する … 引っ越しや住所確定のタイミングで荷物を引き取り、不要になれば解約手続きをします。
スケジュールに余裕を持って、引っ越し日が決まったら早めに店舗を探し始めるのがスムーズに進めるコツです。
よくある質問(FAQ)
Q. 引っ越しでトランクルームに荷物を預ける費用はいくらくらい?
A. 東京都内の屋内型で1帖あたり月5,000〜15,000円前後、屋外型はそれより安い傾向です。別途、月額の1〜2か月分程度の初期費用がかかる場合があります。
Q. トランクルームと引越し業者の一時預かりはどちらが安い?
A. 荷物量や期間によります。引越し業者の一時預かりは月15,000〜25,000円前後が目安で、搬出入の手間がかからない分、料金は高めです。荷物が少なく短期なら宅配型、量が多く長期ならトランクルームのほうが割安になりやすいです。
Q. 引っ越し先が決まっていなくてもトランクルームは使える?
A. 使えます。トランクルームは保管期間を自由に決められるため、引っ越し先が未定でも問題ありません。住所確定を条件にしがちな引越し業者の一時預かりと異なる点です。
Q. 短期間だけ荷物を預けることはできる?
A. 多くのトランクルームで1か月単位の契約が可能です。ただし最低契約期間が設定されている場合もあるため、契約前に確認しましょう。建て替えなど期間が確定した短期保管なら、引越し業者の一時預かりも選択肢になります。
Q. デリケートな家具や家電を預けるならどのタイプがいい?
A. 空調が効いた屋内型トランクルームがおすすめです。温度・湿度の影響を受けにくく、セキュリティも整っているため、熱や湿気に弱いものでも安心して預けられます。
Q. トランクルームの荷物は自分で運ぶ必要がある?
A. 屋内型・屋外型は基本的に自分で搬入・搬出します。大型家具がある場合は運搬業者の手配を検討しましょう。搬出から搬入まで任せたい場合は、引越し業者の一時預かりが便利です。
まとめ|引っ越しの荷物一時保管にはトランクルームの活用がおすすめ
引っ越し時の荷物の一時保管には、トランクルーム(屋内型・屋外型・宅配型)と、引越し業者の一時預かりサービスという選択肢があります。
保管期間が未定・荷物が多い・出し入れしたい・長期保管したい なら → トランクルーム
住所が確定・短期・運ぶ手間を省きたい なら → 引越し業者の一時預かり
なかでもトランクルームは、契約期間や荷物量を柔軟に調整でき、引っ越し後も収納場所として使い続けられる点が大きな魅力です。選ぶ際は「サイズ・保管環境・セキュリティ・立地・料金」の5点を比較し、複数社で見積もりを取って検討しましょう。状況に合った保管方法を選び、引っ越しをスムーズに進めてください。
この記事の監修・編集者プロフィール
eトランク編集部
株式会社e-portal 営業企画部所属
2007年のサービス開始以来、18年以上にわたりトランクルーム業界の情報を収集・発信中。現在は全国250企業様以上のトランクルーム情報を提供しています。利用者が自分に合った収納スペースを選べるよう、選び方や活用方法などの情報を分かりやすく発信しています。