ビニールプールの収納方法は?お手入れ・たたみ方からNG収納まで徹底解説

公開日:2026/08/05  更新日:2026/08/05

収納・保管

ビニールプールの収納のサムネイル画像

夏の暑い日に大活躍するビニールプール。しかし、シーズンが終わると「どうやって片付ければいいのか」「どこにしまえばいいのか」と悩む方も多いのではないでしょうか。正しい手順で片付けないと、カビが発生したり、ビニールが劣化してしまったりして、翌シーズンに使えなくなってしまうこともあります。

 

本記事では、シーズン中の日々の片付け方から、長期保管前のお手入れ、たたみ方、収納に適した場所まで、ビニールプールを長持ちさせるための収納方法をまとめて解説します。自宅に収納スペースがない場合の選択肢についても触れているので、あわせて参考にしてください。

 

この記事のポイント:ビニールプールは水分や直射日光、高温多湿に弱いデリケートなアイテムです。使用後は毎回水を抜いて洗い、完全に乾燥させてから収納することがカビや劣化を防ぐカギになります。長期保管前には汚れ落としや穴のチェックも忘れずに行いましょう。空気を抜いてコンパクトにたたみ、直射日光の当たらない風通しの良い場所に保管すれば、翌シーズンも気持ちよく使えます。自宅に置き場所がない場合は、トランクルームなど自宅以外の保管方法も選択肢の一つです。

 

 

【目次】

1. ビニールプールの収納・保管で気をつけたい理由

2. 使用中(シーズン中)の正しい片付け方

3. 長期保管前のお手入れ

4. ビニールプールのたたみ方

5. 収納に適した場所とNGな場所

6. それでも収納に困ったら「トランクルーム」という選択肢

7. 自分に合ったトランクルームの選び方

8. ビニールプールの捨て方

9. よくある質問

10. まとめ

 

 

1. ビニールプールの収納・保管で気をつけたい理由

ビニールプールの主な素材である塩化ビニル樹脂は、熱や直射日光に弱く、長時間さらされると変形や変色、最悪の場合は溶けてしまうこともあります。また、使用後の水には目に見えない皮脂や汗、雑菌が含まれており、水を入れたまま放置すると衛生面のリスクだけでなく、小さなお子さまの転落・溺水事故につながる危険もあります。

 

さらに、汚れや水分を残したまま収納すると、カビや悪臭が発生する原因になります。実際、水分が残った状態でクローゼットや押入れにしまってしまい、翌年取り出したときにはカビだらけで使えなくなっていた、というケースも珍しくありません。

 

ビニールプールは「毎日の衛生管理」「長期保管前の念入りなお手入れ」「適切な保管環境」の3つを意識することが、翌シーズンも気持ちよく使い続けるためのポイントです。

 

 

2. 使用中(シーズン中)の正しい片付け方

2-1. 毎日の水抜き方法(排水テクニック)

使用後の水は毎回抜くのが基本です。大量の水を抜くのは手間がかかりますが、身近な道具を使えば簡単に排水できます。

 

ホースを使う方法:ホースの片方を水で満たした状態でプールの中に沈め、もう片方を低い位置に置くと、高低差を利用して自然に排水できます。

バスポンプ(風呂水ポンプ)を使う方法:吸水口をプールの底に沈め、排水したい場所にホースを向けてスイッチを入れるだけで、自動的に排水できます。

 

水を抜いたあとは、真水で洗い流してタオルで水分を拭き取り、風通しの良い場所に立てかけて乾かしておきましょう。水分が残るとカビの原因になります。

2-2. 一時保管のポイント

シーズン中も置き場所に困りやすいのがビニールプールです。室内に置き場所が確保できるなら、劣化を防ぐためにも屋内保管がおすすめです。小さいサイズであれば、膨らませたまま玄関や脱衣所などに置いておいても問題ありません。ただし、お子さまが目を離した隙に一人で水遊びを始めてしまわないよう、手の届かない場所や鍵のかかる部屋に置くなどの安全対策をしておきましょう。

屋外に置く場合は、地面に直接置かずレジャーシートを敷いて底面の傷みを防ぎ、風で飛ばされないよう重しをしておくことが大切です。プールの表面にもレジャーシートやプールカバーをかけておくと、直射日光や虫・落ち葉の混入を防げます。

週に一度は、水を抜いたあとに柔らかいスポンジで内側を軽くこすり洗いしておくと、ヌメリの発生を抑えられます。

 

 

3. 長期保管前のお手入れ

3-1. 洗い方

シーズンが終わって長期保管する前には、中性洗剤・お風呂用洗剤・重曹水のいずれかを使ってビニールプールを洗いましょう。柔らかいスポンジや布を使い、傷つけないように優しくこすり洗いしたあと、水でしっかりと洗剤を洗い流します。

3-2. 乾かし方

洗い終わったら、乾いたタオルで全体の水分を拭き取ります。特に内側は乾きにくいため、念入りに拭き取りましょう。そのあと風通しの良い場所で陰干しし、表面だけでなく裏面もしっかり乾いているか確認します。空気を入れた状態で乾かす場合は、同じ面を下にし続けると水がたまって乾きにくくなるため、時々向きを変えるのがポイントです。雨が続いて外で干せない場合は、浴室乾燥機や扇風機を使って室内で乾かす方法もあります。仕上げにカビ取りスプレーを軽く吹きかけておくと、カビ予防の効果が期待できます。

3-3. 穴の確認・補修

長期保管前には、ビニールプールに穴が開いていないかも確認しておきましょう。空気を入れた状態で薄めた洗剤を塗ると、穴が開いている箇所からシャボン玉ができるので発見できます。小さな穴であれば、市販のビニール補修テープや付属の補修パッチで簡単に直せます。次のシーズンにすぐ使えるよう、片付ける前に補修しておくのがおすすめです。

 

 

4. ビニールプールのたたみ方

ビニールプールには、空気を入れるタイプと空気入れ不要のタイプがあり、たたみ方が異なります。

空気を入れるタイプ

1. 空気穴にストローを差し込み、逆流防止弁を開いた状態にして自然に空気を抜く(掃除機のノズルを当てて吸い込む方法や、100円ショップの空気抜きグッズを使う方法もあります)

2. ある程度空気が抜けたら、端から巻いて残った空気を押し出す

3. たたむ前にベビーパウダーを軽くふっておくと、ビニール同士がくっつくのを防げる

4. 端と端を合わせて折りたたみ、コンパクトになるように丸める

 

たたむ際には、空気穴が中に折り込まれないよう注意しましょう。空気穴が変形したり弁が曲がったりすると、次に使うときに空気が抜けやすくなる原因になります。

空気入れ不要のタイプ

折り目に沿って蛇腹にたためばOKです。付属の収納袋があれば、そこに入れておくと広がってしまうのを防げます。

 

 

5. 収納に適した場所とNGな場所

ビニールプールの収納場所を選ぶ際は、「直射日光が当たらない」「高温多湿にならない」「害虫・害獣のリスクが少ない」という3つの条件を満たす場所を探すことが重要です。

収納に向いている場所

クローゼット・押入れ

直射日光や気温上昇のリスクが少ない一方、湿気がこもりやすいため、除湿剤の活用やすのこを敷いて通気性を確保することが必須です。

玄関のシューズボックス

直射日光や温度上昇の影響を受けにくい場所です。梅雨時など湿気には注意し、除湿剤や新聞紙でくるむなどの対策をしましょう。

車庫

屋外にあるため湿気がこもりにくい一方、太陽の角度によっては直射日光が当たることもあるため、ふた付きの収納ボックスに入れ、すのこの上に置くのがおすすめです。ボックスの色は熱を吸収しにくい白や薄いグレーなどの淡い色を選びましょう。

避けたほうがいい場所

屋根裏

夏場は高温になりやすく、熱気と湿気がこもってカビが発生しやすい環境です。ネズミや虫の侵入経路になっている場合もあります。

賃貸マンションのベランダ

共用部分にあたるため、私物を置くのは基本的にNGとされています。

 

自宅にこれらの条件を満たす収納場所が見つからない場合は、次章で紹介するトランクルームのような、自宅以外の保管方法も検討してみましょう。

 

 

6. それでも収納に困ったら「トランクルーム」という選択肢

自宅に十分な収納スペースがない場合は、トランクルームなど自宅以外の保管場所を検討するのも一つの方法です。

6-1. ビニールプールに向いているタイプ

トランクルームには「屋内型」「屋外型」「宅配型」の3タイプがあり、それぞれ特徴が異なります。

項目 屋内型 屋外型 宅配型
温度・湿度管理 空調完備で安定しやすい 外気温の影響を受けやすい 倉庫管理のため基本的に安定
出し入れの手間 自分で店舗へ行く必要あり 自分で店舗へ行く必要あり 配送のみで完結、店舗訪問不要
出し入れの即時性 24時間対応が多く高い 24時間対応が多く高い 配送日数がかかるため低め
ビニールプールとの相性 ◎(高温・湿気を避けやすい) △(外気温の影響を受けやすい) ◎(使用時期が決まったアイテムの保管に向く)

高温多湿に弱いビニールプールの保管には、空調が管理された屋内型、または倉庫で温度・湿度が安定して管理される宅配型が特に向いています。シーズン中に何度も出し入れしたい場合は屋内型、使う時期が決まっていて出し入れの手間を省きたい場合は宅配型、というように使い方に合わせて選ぶとよいでしょう。

6-2. トランクルームのメリット

収納スペースを有効活用できる

ビニールプール以外にも、シーズンオフのレジャー用品や季節家電などをまとめて保管でき、自宅の収納に余裕が生まれます。

保管環境が整っている

空調設備により温度・湿度が安定し、直射日光や高温多湿によるビニールの劣化を防げます。

好きな時間に出し入れできる

24時間365日利用できる物件であれば、思い立ったときにすぐ荷物を取り出せます。

セキュリティ対策が整っている

監視カメラや個別の鍵などが設置されている物件が多く、安心して荷物を預けられます。

 

 

7. 自分に合ったトランクルームの選び方

トランクルームを検討する際は、次のポイントを比較しておくと選びやすくなります。

空調設備の有無

高温多湿に弱いビニールプールを保管するなら、空調が整った屋内型や、温度・湿度が安定管理された宅配型を検討しましょう。

サイズ

ビニールプールだけならロッカーサイズでも十分ですが、他のシーズンアイテムもまとめて預けたい場合は、荷物量に合ったサイズを選びましょう。

利用頻度

シーズン中に何度も出し入れするなら24時間利用できる屋内型・屋外型、年に数回程度なら宅配型も選択肢に入れましょう。

料金体系

月額料金だけでなく、宅配型であれば送料や取り出し料金も含めたトータルコストを比較しましょう。

 

複数のトランクルーム会社を横断して条件を比較したい場合は、タイプやエリア、サイズから一覧で探せるポータルサイトを活用すると、自分の荷物量や使い方に合った物件を効率よく見つけられます。

 

 

ビニールプールの捨て方

長年使って劣化してしまった場合や、穴が大きくて補修が難しい場合は、処分を検討することになります。ビニールプールは多くの自治体で「燃やせるごみ(可燃ごみ)」として処分できますが、指定のサイズにカットしてから出す必要があったり、素材によって分別ルールが異なったりする場合もあります。処分する際は、お住まいの自治体のルールを事前に確認しておきましょう。

 

 

よくある質問

Q. ビニールプールはどのくらいの頻度で洗えばいいですか?

A. 使用後は毎回水を抜いて真水で洗い流すのが基本です。週に一度は水を抜いたあとにスポンジで内側を軽くこすり洗いすると、ヌメリの発生を抑えられます。長期保管前には中性洗剤や重曹水を使った念入りな洗浄がおすすめです。

Q. ビニールプールがくっついてしまうのを防ぐにはどうすればいいですか?

A. たたむ前にベビーパウダーを軽くふっておくと、ビニール同士がくっつくのを防げます。高温の場所での保管もくっつきの原因になるため、風通しの良い涼しい場所で保管しましょう。

Q. ビニールプールを収納する際、一緒に何を保管すると便利ですか?

A. 水着や浮き輪、水中めがね、空気入れ、補修用パッチなどをまとめて収納ボックスや衣装ケースに入れておくと、次のシーズンにまとめて取り出せて便利です。

Q. 自宅に収納スペースがない場合、どうすればいいですか?

A. クローゼットや玄関などのデッドスペースを活用しても収納しきれない場合は、トランクルームなど自宅以外の保管場所を検討する方法もあります。空調が管理された屋内型であれば、高温多湿に弱いビニールプールも安心して保管できます。

Q. 冬の間、ビニールプールを何か活用する方法はありますか?

A. きれいに洗って乾燥させたビニールプールに、カラーボールを入れて室内用のボールプールとして活用する方法もあります。オフシーズンも遊べるアイテムとして再利用できるため、収納スペースの心配をせずに楽しめます。

Q. 空気を入れるタイプと入れないタイプ、収納方法に大きな違いはありますか?

A. 空気を入れるタイプはストローや掃除機、専用グッズを使って空気をしっかり抜いてから丸めてたたむ必要がありますが、空気入れ不要のタイプは折り目に沿って蛇腹にたたむだけで済みます。いずれの場合も、収納前の乾燥と直射日光を避けた保管という基本は共通しています。

 

 

まとめ

ビニールプールは水分や直射日光、高温多湿に弱いデリケートなアイテムです。使用後の水抜きと洗浄、完全な乾燥を徹底し、風通しの良い場所で保管することが、翌シーズンも気持ちよく使うためのポイントです。それでも自宅の収納スペースに限界を感じたら、トランクルームなど自宅以外の保管方法も選択肢の一つとして検討してみてください。ビニールプールだけでなく他のシーズンアイテムもまとめて預けることで、自宅の収納にゆとりが生まれます。

 

この記事の監修・編集者プロフィール

編集者

eトランク編集部
株式会社e-portal 営業企画部所属
2007年のサービス開始以来、18年以上にわたりトランクルーム業界の情報を収集・発信中。現在は全国250企業様以上のトランクルーム情報を提供しています。利用者が自分に合った収納スペースを選べるよう、選び方や活用方法などの情報を分かりやすく発信しています。

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