引っ越しの荷物が多すぎる…目安と減らし方、収まらないときの対処法

公開日:2026/09/03  更新日:2026/09/03

全国のトランクルーム・レンタル倉庫を一括で比較できる検索サイト「eトランク」が、引っ越しの荷物が多すぎると感じたときの目安や減らし方、それでも収まらない場合の対処法を解説します。

荷造りを始めてみたら、想像していたよりも段ボールの数が増えてしまい、途方に暮れてしまった経験はありませんか。クローゼットや押し入れの奥から次々と荷物が出てきて、「これって多すぎるのでは」と不安になる方は少なくありません。この記事では、実際のデータをもとにした荷物量の目安から、減らし方、そしてどうしても減らしきれない荷物への対処法まで、順を追って紹介します。

 

要点:引っ越し荷物の目安は、一般的に単身者で段ボール10〜15箱程度とされていますが、実際には家具・家電の量やライフスタイルによって大きく前後します。荷物が多いと、トラックのサイズアップや作業時間の増加により費用が高くなるほか、荷造り・荷解きの負担も増えます。減らす際は「必要」「不要」「保留」の3つに仕分け、不用品はリサイクルショップやフリマアプリ、自治体の回収サービスなどで処分するのが基本です。それでも判断がつかない荷物や、当日運びきれない荷物は、トランクルームなどの一時保管サービスを活用することで、無理なく引っ越しを進められます。

 

 

【目次】

1. 「荷物が多すぎる」と感じたら確認したい目安

2. 荷物が多い人に共通する特徴

3. 荷物の量が引っ越し費用や作業に与える影響

4. 荷物を減らす具体的な方法

5. それでも判断がつかない荷物はどうする?

6. トランクルームを使った荷物整理のコツ

7. 自分に合ったトランクルームの選び方

8. よくある質問

9. まとめ

 

 

1. 「荷物が多すぎる」と感じたら確認したい目安

自分の荷物が本当に多いのかどうかは、段ボールの個数で確認すると分かりやすくなります。ただし、目安として紹介されている個数には調査元によって幅があるため、複数のデータを見比べてみましょう。

世帯人数 ある事業者の目安 別の調査での実績割合が最も多い個数帯
1人暮らし 10〜15箱 10〜15箱(全体の約29%)
2人暮らし 15〜30箱 30〜40箱(全体の約25%)
3人暮らし 30〜50箱 50箱以上(全体の約29%)
4人暮らし以上 50〜80箱 50箱以上(全体の約41〜51%)

目安は事業者や調査時期によって幅があります。あくまで参考値としてご覧ください。

 

こうして見ると、単身者では「10〜15箱」という目安がおおむね一致していますが、2人暮らし以降になると、事業者が案内する目安よりも実際の個数がやや多くなる傾向がうかがえます。実際に、「独身の一人暮らしなのに、引っ越し業者からダンボール20箱で『一軒家1世帯分の量ですよ』と言われて驚いた」という声もあり、一般的な目安と実際の感覚にギャップを感じる人は珍しくありません。目安はあくまで参考程度に考え、「自分は多いかもしれない」と感じたら、次章以降の対策を検討してみるとよいでしょう。

 

 

2. 荷物が多い人に共通する特徴

荷物が多くなりやすい人には、いくつかの共通点があります。

「いつか使うかもしれない」と物を手放せない

何年も使っていない衣類や家電が、押し入れの奥に眠ったままになっているケースが多く見られます。

思い出の品を捨てられない

写真や贈り物、旅行の記念品など、感情が伴う物ほど手放しにくく、気づけば増えていきます。

収納の習慣がなく、どこに何があるか把握できていない

必要な物を見つけられず、同じ物を買い足してしまうことも荷物が増える一因です。

 

こうした特徴に心当たりがある場合は、荷物が多すぎる状態になっている可能性が高いといえます。次章では、荷物が多いとどのような影響があるのかを見ていきましょう。

 

 

3. 荷物の量が引っ越し費用や作業に与える影響

荷物が多いと、まず気になるのが引っ越し費用への影響です。ある事業者の調査データを参考に、移動距離と段ボールの個数ごとの料金目安をまとめました。

移動距離 〜15箱 〜30箱 〜50箱 50箱以上
同市区町村程度(通常期) 約3.9万円 約5.4万円 約7.6万円 約12.8万円
同都道府県程度(通常期) 約4.4万円 約5.7万円 約9万円 約10.5万円
同一地方程度(通常期) 約6.1万円 約8.9万円 約11.6万円 約16.6万円

上記は通常期(5月〜2月)の目安です。繁忙期(3〜4月)はこれより数万円高くなる傾向があります。

例えば同市区町村程度の近距離でも、段ボールが15箱から16箱に1個増えるだけで、料金帯が1万円以上変わることもあります。

 

荷物が多いと、トラックのサイズや作業員の人数が増え、その分費用がかさむのはもちろん、荷造り・荷解きにかかる時間や労力も大きくなります。準備が間に合わず、当日梱包を追加で依頼することになったり、最悪の場合は積みきれなかった荷物を別の方法で運ばなければならなくなったりすることもあるため、早めの対策が肝心です。

 

 

4. 荷物を減らす具体的な方法

荷物を減らす際は、次の3ステップで進めると計画的に取り組めます。

持っている荷物の量を把握する

正確でなくても構わないので、大まかにどれくらいの荷物があるかを確認します。訪問見積もりの際に、業者に段ボールの予測数を聞いてみるのも一つの方法です。

「必要」「不要」「保留」の3つに仕分ける

日常的に使っている物は「必要」、半年〜1年以上使っていない物は「不要」、すぐに判断がつかない思い出の品などは「保留」に分けます。「もったいない」という感情はいったん脇に置き、優先順位をつけながら判断していきましょう。

不要なものを適切な方法で処分する

以下のような方法があります。

リサイクルショップや買取業者に売る

ブランド品や家電、状態の良い家具などは、値がつけば引っ越し資金の足しにもなります。

フリマアプリで売る

自分で価格を設定できるのが魅力ですが、出品から発送までの手間や、引っ越しまでに売れるかどうかは不確定な点に注意が必要です。

自治体の粗大ごみ回収を利用する

民間業者より費用を抑えられますが、事前申し込みが必要で回収までに日数がかかるため、早めの手配が欠かせません。

家族や知人に譲る、寄付する

まだ使える物を必要としている人に直接渡すことで、処分の手間や罪悪感を減らせます。

 

写真やアルバムなど、データ化できる思い出の品は、スキャナーやスマホアプリで撮影してデジタル保管する方法もおすすめです。保管場所を取らず、劣化の心配もありません。

 

 

5. それでも判断がつかない荷物はどうする?

仕分けを進めても、「捨てるには忍びないけれど、今すぐ必要というわけでもない」という「保留」の荷物はどうしても残るものです。また、レンタカーの積載量や引っ越し業者との契約内容によっては、当日すべての荷物を運びきれないケースもあります。

 

こうした荷物を無理に処分してしまうと、後から「やっぱり必要だった」と後悔することにもなりかねません。かといって、すべてを新居に持ち込むと、収納スペースを圧迫してしまいます。そこで検討したいのが、トランクルームなどを使った一時保管です。

 

すぐに使う生活必需品だけを新居へ運び、残りの荷物を一時的に預けておくことで、判断を先送りにしながら、落ち着いた状態で新生活を始められます。

 

 

6. トランクルームを使った荷物整理のコツ

トランクルームには屋内型・屋外型・宅配型があり、荷物の性質や用途に応じて選べます。空調設備の整った屋内型は衣類や書籍、コレクション品などデリケートな荷物に、屋外型はアウトドア用品や家具、家電などかさばる荷物に向いています。近くに店舗がない場合や、自分で運ぶ手間を省きたい場合は、荷物を送るだけで手軽に利用できる宅配型も選択肢になります。

 

退去日と入居日の間にタイムラグがある場合や、リフォーム中の一時的な置き場としても活用できるため、「急な引っ越しで荷物の整理が追いつかない」という場合にも心強い味方になってくれます。判断に迷う「保留」の荷物を一時的に預けておき、後日改めて必要かどうかを見直すという使い方もおすすめです。

 

 

7. 自分に合ったトランクルームの選び方

トランクルームを選ぶ際は、次のポイントを比較しておくと後悔しにくくなります。

サイズ

預ける荷物の量に応じて、ロッカーサイズの小さな部屋から数帖の広い部屋まで選べます。

立地・アクセス

旧居・新居どちらから出し入れすることが多いかを考え、通いやすい場所を選びましょう。

空調設備の有無

衣類や本など湿気に弱い荷物を預けるなら、空調が整った屋内型がおすすめです。

利用期間の柔軟性

引っ越しの一時保管として使う場合は、短期利用に対応しているかも確認しておくと安心です。

24時間出し入れの可否

好きなタイミングで荷物を取り出したい場合は、24時間利用可能な物件かどうかもチェックしましょう。

 

全国のトランクルーム・レンタル倉庫を一括で比較できる検索サイト「eトランク」では、エリアやサイズ、空調の有無から一覧で探せます。自分の荷物量や引っ越しスケジュールに合った物件を、ぜひ探してみてください。

 

 

8. よくある質問

Q. 一人暮らしなのに段ボールが20箱を超えました。多すぎるでしょうか?

A. 一般的な目安は10〜15箱程度とされていますが、実際の調査データでは、それを超えるケースも珍しくありません。目安はあくまで参考程度に考え、荷物が多いと感じたら、不用品の整理やトランクルームの活用を検討してみましょう。

Q. 見積もり後に荷物が増えてしまった場合、どうすればいいですか?

A. できるだけ早く引っ越し業者に連絡しましょう。契約内容によっては、追加のトラックや便が必要になる場合があります。積みきれなかった荷物は、自家用車やレンタカー、宅配便での輸送、トランクルームでの一時保管などで対応する方法もあります。

Q. 荷物を減らす時間がない場合、どうすればいいですか?

A. 通常期(5月〜2月)を選ぶ、フリー便を活用する、複数業者に相見積もりを取るといった工夫で、荷物量が多いままでも費用をある程度抑えられます。それでも収まらない荷物は、トランクルームへの一時保管も検討しましょう。

Q. 「保留」に分類した荷物は、結局どうすればいいですか?

A. 期限を決めて、一定期間後に改めて必要かどうかを見直すのがおすすめです。トランクルームに預けておけば、自宅のスペースを圧迫せずに、時間をかけて判断できます。

 

 

9. まとめ

引っ越しの荷物が多すぎると感じたら、まずは段ボールの個数などで自分の荷物量を客観的に把握してみましょう。

一般的な目安と実際の感覚にはギャップがあることも多いため、数字にとらわれすぎず、荷物が多いと感じたら早めに対策を始めることが大切です。

 

「必要」「不要」「保留」に仕分けて不用品を処分し、それでも判断がつかない荷物や運びきれない荷物は、トランクルームなどの一時保管サービスを活用することで、無理なく効率的に引っ越しを進められます。全国のトランクルーム・レンタル倉庫を一括で比較できる検索サイト「eトランク」で、自分に合った一時保管先を探してみてください。

 

この記事の監修・編集者プロフィール

編集者

eトランク編集部
株式会社e-portal 営業企画部所属
2007年のサービス開始以来、18年以上にわたりトランクルーム業界の情報を収集・発信中。現在は全国250企業様以上のトランクルーム情報を提供しています。利用者が自分に合った収納スペースを選べるよう、選び方や活用方法などの情報を分かりやすく発信しています。

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