引っ越し費用が安い時期はいつ?お得なタイミングと荷物を減らして節約する方法

公開日:2026/08/28  更新日:2026/08/28

全国のトランクルーム・レンタル倉庫を一括で比較できる検索サイト「eトランク」が、引っ越し費用を安く抑えるタイミングと、

荷物を減らして節約する方法を解説します。

 

引っ越し業者から見積もりを取ったところ、「思っていたより高い」と驚いた経験がある方は多いのではないでしょうか。実は、引っ越し費用は時期によって数万円単位で変動します。この記事では、複数の調査データをもとに費用が安い時期・高い時期を整理し、時期を動かせない場合の節約術、さらに「トランクルームを活用して閑散期まで待つのは本当にお得なのか」を総額でシミュレーションして解説します。

 

要約:引っ越し費用は、依頼が集中する3〜4月の「繁忙期」に最も高くなり、5月〜1月の「通常期(閑散期)」は比較的安くなる傾向があります。SUUMOの口コミデータ調べでは、単身者(荷物大)の引っ越し費用は12月が最安値(約7.2万円)、4月が最高値(約11.7万円)で、その差は約4.5万円にもなります。時期を動かせない場合は、不用品の処分やトランクルームの活用で荷物量を減らすことが有効な節約策になります。ただし、トランクルームの月額利用料を含めた総額で見ないと、かえって費用がかさむケースもあるため注意が必要です。

 

 

【目次】

1. 引っ越し費用はなぜ時期で変わるのか

2. 年間で見た「安い時期」と「高い時期」

3. 月内・曜日・時間帯で安くなるタイミング

4. 安い時期に引っ越す際の注意点

5. 時期を動かせない場合の節約術

6. トランクルーム費用を含めても本当にお得?総額シミュレーション

7. よくある質問

8. まとめ

 

 

1. 引っ越し費用はなぜ時期で変わるのか

引っ越し費用が時期によって変わるのは、依頼件数(需要)とトラック・作業員の数(供給)のバランスが崩れるためです。

 

進学・就職・転勤・人事異動が重なる3〜4月は、引っ越しの依頼が業者の対応能力を大きく上回ります。この需要超過により、業者は料金を高く設定しても依頼を受けられるため、料金が高騰します。反対に、依頼が少ない時期は業者間の価格競争が起こりやすく、値引き交渉にも応じてもらいやすくなります。

 

 

2. 年間で見た「安い時期」と「高い時期」

引っ越し費用が高いのは3〜4月、安いのは5月〜1月というのが各調査に共通する傾向です。 ただし、具体的な金額は調査元によって差があるため、複数のデータを比較してみましょう。

調査元 繁忙期の目安(3〜4月) 通常期の目安(5月〜1月)
SUUMO引越し見積もり(口コミデータ) 単身(荷物大)約10.7万円 単身(荷物大)約9.7万円
関西電力調べ 単身(荷物少)約4.5万円 単身(荷物少)約3.5万円
業界推計(同一地方・単身の例) 約8.1万〜8.3万円 約5.6万〜5.8万円

調査対象や移動距離の条件が異なるため、金額差はそのまま比較できませんが、いずれの調査でも繁忙期は通常期より1.5〜2倍前後高くなるという傾向は共通しています。

 

SUUMOの口コミデータをもとにした月別の実績では、荷物が少なめの単身者の引っ越し費用は12月が最も安く、3月が最も高いという結果が出ています。荷物が多い単身者では、12月が最安、4月が最高という結果でした。家族の引っ越しでは、2人・3人家族は10月、4人家族は11月が最も安くなりやすいというデータもあります。

 

 

3. 月内・曜日・時間帯で安くなるタイミング

同じ月でも、「月の上旬」「平日、特に火〜木曜」「フリー便(時間指定なし)」を選ぶことで費用を抑えられます。

月の上旬・中旬

賃貸物件の契約更新は月末に集中しやすいため、月の下旬は引っ越し需要が高まります。上旬・中旬を狙うことで、費用を抑えやすくなります。

平日(火〜木曜)

土日祝日は依頼が集中するため料金が高くなりがちです。月曜・金曜は土日と合わせて休みを取る人も多く、平日の中でも火〜木曜が比較的安くなる傾向があります。

フリー便・午後便

作業開始時間を業者に任せるフリー便は、業者がスケジュールを組みやすいため、通常より安い料金が設定されやすくなります。

 

4. 安い時期に引っ越す際の注意点

「閑散期だから最安値」とは限らず、物件数の少なさや天候リスクにも注意が必要です。

良い物件が見つけにくい

繁忙期に条件の良い物件は先に契約されやすく、閑散期に残っている物件は、駅から遠い・築年数が古いなど、条件面で妥協が必要になる場合があります。

閑散期でも土日・月末は高くなる

閑散期全体としては安くなりやすいものの、その中でも土日祝日や月末は依頼が集中し、料金が上がることがあります。

梅雨・真夏・年末年始特有のリスク

6月は雨による作業効率の低下、7〜8月は熱中症リスク、年末年始は行政・金融機関の手続きが滞る可能性があるため、スケジュールに余裕を持ちましょう。

 

 

5. 時期を動かせない場合の節約術

時期を選べない場合でも、「荷物量を減らす」「相見積もりを取る」「割安なプランを選ぶ」ことで費用を抑えられます。

不用品を処分する

荷物が減ればトラックを小さくでき、作業員の人数も減らせるため、基本料金を抑えられます。

トランクルームを活用して荷物量を減らす

すぐに使わない季節用品や、処分するか迷っている荷物を一時的にトランクルームへ預けることで、引っ越し当日に運ぶ荷物量を減らせます。「捨てるには忍びないけれど、今すぐ運ぶ必要もない」荷物の一時避難先として活用できます。

相見積もり・訪問見積もりを活用する

最低3社以上から見積もりを取り、料金とサービス内容を比較しましょう。訪問見積もりの方が、実際の荷物量に基づいた正確な金額を提示してもらいやすくなります。

 

割安なプランを選ぶ:単身向けプラン、混載便、帰り便、フリー便など、条件に余裕がある場合はこうしたプランを検討すると費用を抑えやすくなります。

 

 

6. トランクルーム費用を含めても本当にお得?総額シミュレーション

閑散期を待つために荷物をトランクルームに預ける場合、「引っ越し費用の節約額」と「トランクルームの利用料」を必ず比較しましょう。

 

「繁忙期を避けて閑散期まで引っ越しを遅らせ、その間トランクルームに荷物を預ける」という方法を考える方もいるかもしれません。ここで見落としがちなのが、トランクルームの利用期間中に発生する月額料金です。

 

例えば、単身者(荷物大)が4月から12月に引っ越し時期をずらした場合、SUUMOのデータをもとにすると引っ越し費用は約4.5万円安くなる計算になります。一方で、その間トランクルームを8ヶ月間利用するとした場合、月額5,000円の物件なら合計4万円、月額8,000円の物件なら合計6.4万円の利用料がかかります。

 

ケース 引っ越し費用の節約額(目安) トランクルーム利用料(目安) 総額での損得
月額5,000円のトランクルームを8ヶ月利用 約4.5万円の節約 約4万円の支出 約0.5万円のプラス
月額8,000円のトランクルームを8ヶ月利用 約4.5万円の節約 約6.4万円の支出 約1.9万円のマイナス

このように、預ける期間が長くなるほど、トランクルームの利用料が引っ越し費用の節約額を上回ってしまうケースもあります。「時期をずらせば必ず得をする」と思い込まず、引っ越し費用の差額とトランクルーム利用料の総額を必ず比較することが、本当の意味での節約につながります。

 

一方で、預け入れ期間が1〜2ヶ月程度の短期であれば、トランクルームの利用料は数千円〜1万円台に収まることが多く、繁忙期を避ける効果の方が大きくなるケースがほとんどです。全国のトランクルーム・レンタル倉庫を一括で比較できる検索サイト「eトランク」では、短期利用に対応した物件や、月額料金をエリア・広さから比較検索できます。自分の引っ越しスケジュールと照らし合わせて、実際の利用期間分の料金を試算してから判断することをおすすめします。

 

 

よくある質問

Q. 引っ越し費用が1年で最も安い月はいつですか?

A. 調査によって多少差はありますが、SUUMOの口コミデータでは、単身者の引っ越し費用は12月に最も安くなる傾向が見られました。家族の引っ越しでは10月・11月が安くなりやすいというデータもあります。

Q. 閑散期に引っ越せば必ず費用を抑えられますか?

A. 閑散期全体としては費用を抑えやすい傾向にありますが、閑散期の中でも土日祝日や月末は依頼が集中し、料金が上がることがあります。曜日や日程も含めて検討することが大切です。

Q. トランクルームを使えば必ず引っ越し費用は安くなりますか?

A. 荷物量を減らすことで引っ越し業者の基本料金は下がりやすくなりますが、トランクルームの利用期間が長くなると、その分の月額料金が発生します。節約額と利用料を総額で比較し、割に合うかどうかを確認しましょう。

Q. 繁忙期にどうしても引っ越さなければならない場合、費用を抑える方法はありますか?

A. 複数社の相見積もりを取る、不用品を処分して荷物量を減らす、フリー便や混載便などの割安なプランを選ぶ、といった方法で、繁忙期でもある程度費用を抑えられます。

 

 

まとめ

引っ越し費用は、依頼が集中する3〜4月の繁忙期に高くなり、5月〜1月の通常期は比較的安くなる傾向があります。複数の調査を比較すると、単身者の引っ越し費用は12月に最も安くなりやすく、繁忙期との差額は数万円にのぼることもあります。

 

時期を動かせない場合は、不用品の処分やトランクルームの活用で荷物量を減らすことが有効な節約策です。

ただし、トランクルームを長期間利用する場合は、その利用料も含めた総額で本当にお得かどうかを確認することが重要です。全国のトランクルーム・レンタル倉庫を一括で比較できる検索サイト「eトランク」で、自分の引っ越しスケジュールに合った物件を探し、賢く費用を抑えた引っ越しを実現してください。

 

この記事の監修・編集者プロフィール

編集者

eトランク編集部
株式会社e-portal 営業企画部所属
2007年のサービス開始以来、18年以上にわたりトランクルーム業界の情報を収集・発信中。現在は全国250企業様以上のトランクルーム情報を提供しています。利用者が自分に合った収納スペースを選べるよう、選び方や活用方法などの情報を分かりやすく発信しています。

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