トランクルームの選び方|料金以外に比較すべき5つのポイント
公開日:2025/01/01 更新日:2026/08/04

トランクルームに保管する荷物の多くは、今は使わない季節の物、思い出の品、仕事道具など日常的に使わない物が中心です。大切な物を保管するのに、料金だけでトランクルームを決めてしまってはいませんか?
荷物の種類によっては、保管する環境まで考えないと、保管中に大切な荷物が劣化してしまう場合があります。また、料金が安いからといって不便な場所を選んでしまうと、荷物の出し入れに行くたびにストレスを感じることにもなります。トランクルーム選びには、料金だけでなくタイプ・サービス・設備なども総合的に比較して、自分に合った物件を選ぶことが大切です。本記事では、料金以外に確認すべき5つの比較ポイントを詳しく解説します。
【目次】
1. 料金以外にもある!トランクルームを比較する5つのポイント
2. 立地で比較
4. 荷物・部屋のサイズで比較
5. 設備で比較
6. サポート体制で比較
7. よくある質問
1. 料金以外にもある!トランクルームを比較する5つのポイント
トランクルームを複数比較するとき、まず気になるのは料金だと思います。もちろん料金も重要ですが、利用する上で押さえておきたい比較のポイントは他に5つあります。
・トランクルームの立地・場所で比較
・屋内・屋外・宅配などのタイプで比較
・荷物・部屋のサイズで比較
・空調やセキュリティなどの設備内容で比較
・サポート体制で比較
以下では、それぞれのポイントごとに具体的な比較の視点を解説していきます。
2. 立地で比較
トランクルームを検討するとき、多くの人は「家の近くにある」「通勤途中にある」「駅から徒歩圏内」「初期費用が不要」といった条件で比較を始めます。もちろんこれらも大切ですが、意外と料金の比較を優先するあまり後回しにされやすいのが「立地の近さ」です。
近くて便利なら誰でも近所を選びそうに思われるかもしれません。しかし実際には、安さを理由に最寄りではなく数駅離れたトランクルームを契約した結果、荷物の出し入れのたびに大荷物を運ぶことになり、毎回タクシーを使わざるを得なかったというケースもあります。頻繁に出し入れをしない荷物であれば距離を優先しても問題ありませんが、大切な物・貴重品・災害時の備品などを置く際には、立地の近さやアクセスの良さにも注目しておくことが重要です。
3. 屋内?屋外?宅配?トランクルームのタイプで比較
トランクルームには、ビルの中にある「屋内型」、コンテナを設置する「屋外型」、段ボールに荷物を詰めて送る「宅配型」の3種類があります。それぞれ向いている荷物や保管方法が異なるため、タイプ別の特徴を理解しておくと選びやすくなります。
| タイプ | 特徴 |
料金の目安 (都心部・1帖) |
向いている荷物 |
|---|---|---|---|
| 屋内型 | セキュリティ・空調設備が充実。自由に出し入れ可能 | 1万円前後 | 衣類・書籍などデリケートな荷物 |
| 屋外型 | 部屋が広く出し入れしやすいが空調設備はない | 6,000円前後 | 大型家具・タイヤ・仕事道具 |
| 宅配型 | 出し入れは宅配のみだが料金が最安 | 月額200〜300円+宅配料 | 季節の衣類・布団など出し入れ頻度が低い荷物 |
屋内型トランクルーム

屋内型トランクルームは、ビルやマンションの一部をスペース貸ししているため、自分の好きなタイミングで荷物の出し入れができるのが便利です。セキュリティや空調設備が備わっている物件が多く、洋服や趣味の品などデリケートな荷物の保管に向いています。ただし設備が整っている分、3種類の中では賃料が高めで、部屋の大きさは0.5帖前後〜3帖ほどが中心です。イメージとしては、クローゼットや押入れに入れる荷物、今は使わない季節の荷物や書籍を保管する方が多い傾向があります。屋内型を探す場合は、屋内のトランクルーム一覧から条件を絞って探すのがおすすめです。
屋内型トランクルーム

屋内型トランクルームは、土地にコンテナを置いてスペースを貸しているタイプで、屋内型同様に自分の好きな時に荷物の出し入れができます。広い部屋が多いため、大型の家具やタイヤなど大きな荷物、職人さんの仕事道具の保管に向いています。空調設備が整っているわけではない分、賃料は比較的安く、部屋の大きさは1帖〜8帖ほどと幅広いのが特徴です。イメージとしては、庭に置く物置に入れる荷物のような、ストーブやタイヤ、リフォーム時の一時的な荷物保管に利用されることが多いです。屋外型を検討する場合は、屋外トランクルーム一覧を参考にしてみてください。
宅配型トランクルーム

宅配型トランクルームは、倉庫の一角に他の利用者の荷物と一緒に一括で保管するシステムのため、自分の好きな時間に出し入れすることはできません。しかしスペースを借りる屋内型・屋外型とは違い、賃料は月額200〜300円ほどと非常に安いのが魅力です。荷物の出し入れは宅配で行うため、月額料金とは別に宅配料が発生しますが、出し入れの頻度が低い荷物であれば3種類の中で最も安く利用できます。季節の衣類やお客様用の布団などの保管に向いており、専用アプリやWEBで写真管理ができる点も便利です。詳しい仕組みは宅配型トランクルームとは?仕組み・料金・通常型との違いを解説でも解説しています。
4. 荷物・部屋のサイズで比較
「どの荷物にどのタイプのトランクルームが向いているのか」「部屋のサイズはどれくらい選べばいいのか」は、初めて借りる際に多くの人が悩むポイントです。
季節の洋服や家電製品などの保管
屋内型トランクルームが向いています。夏服・冬服、扇風機や電気ストーブなど比較的デリケートな物や、子どもとの思い出の品も、セキュリティと空調設備が整った屋内型なら外的要因を受けにくく安心です。部屋のサイズは0.5帖〜3帖ほどが中心で、使い勝手の良い人気サイズは1帖前後です。
大型の家具やタイヤ、職人さんの仕事道具などの保管
屋外型トランクルームが向いています。ダイニングテーブルや食器棚などの大型家具、電化製品ではない暖房器具、スノータイヤや仕事道具など、外で使用する物の保管に適しています。コンテナのため入り口も部屋も広く、大きな荷物の出し入れがしやすいのが特徴です。部屋のサイズは2帖〜8帖ほどと大きめで、人気サイズは2帖前後です。サイズ選びの詳細は【トランクルームのサイズ別収納例】失敗しないサイズの選び方やトランクルーム1畳ってどれくらい?収納量・料金相場・おすすめ活用例を解説も参考にしてください。
5. 設備で比較
空調

トランクルーム最大の敵は湿気です。
屋内型と屋外型では空調設備や湿気対策の方法が異なるため、荷物の保管方法の参考にしてください。
屋内型トランクルームは荷物の出し入れがあまりないため、湿度がたまりカビにつながりやすい環境です。そのため、エアコンや除湿器、送風機を設置している物件が多くあります。ただし湿気は下に溜まりやすいため、すのこなどを併用した自衛対策もおすすめです。
屋外型トランクルームは、外に設置されたコンテナのため電気を使う空調設備はありません。湿気や雨対策として、地面より高い位置にコンテナを設置したり、部屋に空気穴を設けたりしている物件もあります。屋外型も屋内型同様、すのこを敷くなどの自衛対策が有効です。
なお、トランクルーム事業者がどれだけ空調設備や湿気対策を整えても、積まれたまま動かされない荷物には湿気がたまり、カビは防ぎきれないことがあります。そのため荷物の補償項目に含まれていない場合が多く、すのこを敷く、定期的に荷物を動かして空気の流れを作るといった自衛対策を行うことをおすすめします。空調が充実した物件を探すなら、エアコン付きトランクルーム一覧から検索するのも一つの方法です。
セキュリティ(オートロック・防犯カメラなど)

大切な荷物を保管する以上、セキュリティは重要な比較ポイントの一つです。
屋内型トランクルームは、出入り口と各部屋の2重の鍵を設置している物件がほとんどで、オートロックキーによる入退出管理や、マンション並みのセキュリティ対策を行っている物件も多くあります。防犯カメラも各廊下に設置され、不審者の監視に活用されています。
屋外型トランクルームは施設内に入るための鍵は不要な分、各部屋の鍵対策に力を入れている事業者が多く、ピッキングされにくい鍵や壊されにくい頑丈な鍵を採用している物件もあります。セキュリティを重視するなら、防犯性の高いトランクルームの選び方|セキュリティ対策や確認ポイントを解説やトランクルームのセキュリティ対策は安全?盗難リスクと失敗しない選び方を解説も参考になります。
エレベーター

屋内型トランクルームで2階以上や地下に部屋がある場合、エレベーターがないと荷物の運搬に苦労します。
段ボールを1つずつ持って階段を上り下りするのは大変な重労働です。エレベーターが設置されている物件では台車を自由に使えるサービスが付いていることも多く、荷物をまとめて運べます。またエレベーターの大きさにも注目が必要で、専用ビルや小規模なビルにあるトランクルームでは通路やエレベーターが狭い場合もあるため、大きめの荷物を出し入れする予定があるなら事前確認が安心です。
エレベーターが設置されていない施設は料金が安くなっている傾向もあるため、荷物量や重さに応じて検討するとよいでしょう。
荷物運びの導線(入口から部屋までのルート)
入口前から部屋までの荷物運搬ルートも大切な判断基準です。
ビルの一部をトランクルームとしている場合、建物の入り口が階段になっていることもあり、車から荷物を降ろして台車で運ぶことができないケースもあります。施設内の通路が狭いとスムーズに曲がれずストレスになるため、使いやすい導線かどうかを借りる前に確認しておくことをおすすめします。
駐車場

車で荷物を運搬する予定がある場合、駐車場の有無は必須の確認事項です。都心部では駐車場がないトランクルームも多いため、事前確認が欠かせません。理想は2台分以上の駐車場ですが、1台分のみの物件では他の利用者が使用中だと近くの有料駐車場を探すことになります。短時間だからといって路上駐車をするのは大変危険なため避けましょう。駐車場の台数だけでなく、荷物の出し入れ作業ができるスペースがあるかどうかも比較のポイントです。
6. サポート体制で比較

店舗スタッフ常駐の有無
多くのトランクルームには店舗スタッフが常駐していませんが、一部には常駐している物件もあります。スタッフが常駐している場合は、予約なしで内見に訪れても対応してもらえることがあり、郵送した荷物を部屋まで届けてくれるサービスを行っている物件もあります(対応可否は事前に確認が必要です)。一方、スタッフがいない物件は、人と会うのが苦手な方や、気を遣わず自由に内見したい方、忙しくてWEBでいつでも申し込みたい方に向いています。
相談窓口
トラブル発生時に相談できる窓口があると安心です。電話・メール・チャットなど対応方法は物件によって異なるため、自分のライフスタイルに合った問い合わせ方法があるかを確認しましょう。対応時間帯や、24時間365日対応の緊急窓口があるかどうかも、比較しておきたいポイントです。
清掃・メンテナンス
「暗い・汚い・じめじめしている」というイメージを持たれがちなトランクルームですが、現在は女性一人でも使いやすいよう施設内を明るく保ち、定期的な清掃を行う物件が大変多くなっています。ファミリー層の利用が増えたことを背景に、アロマの香りや空気清浄機を設置するなど「明るい・キレイ・清潔」を意識した物件も増えてきました。定期的な見回りにより傷やへこみ、蛍光灯切れにも迅速に対応できる体制が整っている物件が多く、最近は蛍光灯からLEDへの切り替えも進んでいます。夜間に利用する機会が多い方は、LED照明を採用している物件を選ぶと安心です。
7. よくある質問
Q. 料金だけで比較してトランクルームを選ぶのはよくないですか?
A. 料金だけで決めると、立地が不便で出し入れがストレスになったり、空調が不十分で荷物が劣化したりするリスクがあります。立地・タイプ・サイズ・設備・サポート体制も含めて総合的に比較するのがおすすめです。
Q. 屋内型と屋外型、どちらを選べばいいですか?
A. 衣類や書籍などデリケートな荷物は空調が整った屋内型、大型家具やタイヤなど外的要因を受けにくい荷物は屋外型が向いています。保管したい荷物の種類から逆算して選ぶと失敗しにくくなります。
Q. 宅配型トランクルームはどんな人に向いていますか?
A. 出し入れの頻度が低い荷物を、できるだけ安く保管したい方に向いています。自分で出し入れができない代わりに、月額料金が屋内型・屋外型より大幅に安いのが特徴です。
Q. 湿気対策はトランクルーム側に任せておけば大丈夫ですか?
A. 空調設備があっても、荷物を積んだまま動かさないと湿気がたまりカビにつながることがあります。すのこを敷く、定期的に荷物を動かすなど、自衛対策も併せて行うことをおすすめします。
8. まとめ|eトランクなら細かい検索条件で比較できる
トランクルーム選びで失敗しないためには、料金だけでなく、立地・タイプ(屋内・屋外・宅配)・荷物や部屋のサイズ・空調やセキュリティなどの設備・サポート体制という5つのポイントを総合的に比較することが大切です。保管したい荷物の種類や利用頻度に合わせて優先順位をつければ、自分に合った物件が見えてきます。
eトランクでは、日本全国の「屋内」「屋外」「所在地」での検索はもちろん、「現在地」からの検索も可能なので、近くのトランクルームを探すのに便利です。また「広さ」「月額賃料」「設備」「保管したい荷物の種類」でも検索できるため、条件に合ったトランクルームがきっと見つかります。
初めてトランクルームを利用する方は、はじめての方はこちらや失敗しないためにも参考にしながら、eトランクの詳細検索であなたにピッタリのトランクルームを探してみてください。
この記事の監修・編集者プロフィール
eトランク編集部
株式会社e-portal 営業企画部所属
2007年のサービス開始以来、18年以上にわたりトランクルーム業界の情報を収集・発信中。現在は全国250企業様以上のトランクルーム情報を提供しています。利用者が自分に合った収納スペースを選べるよう、選び方や活用方法などの情報を分かりやすく発信しています。