屋外型トランクルームのメリット・デメリットとは?保管に適した荷物と注意点を解説
投稿日:2025/7/16
季節ごとのレジャー用品や使わない家具、荷物の保管場所として注目されているトランクルーム。中でも、比較的安価で手軽に使える「屋外型トランクルーム」は、多くの人に選ばれています。
しかし一方で、「屋外って荷物は傷まない?」「どんなものなら保管しても大丈夫?」といった疑問や不安を感じる方も少なくありません。
屋外型には屋内型にはないメリットもあれば、注意すべきデメリットや保管に不向きな荷物もあるため、正しい知識を持って利用することが大切です。
この記事では、屋外型トランクルームの基本から、実際に保管に適した荷物、利用時に気をつけるべきポイントまで、わかりやすく解説します。賢く活用して、大切な荷物を安心・安全に保管しましょう。
【目次】
1, はじめに|屋外型トランクルームとは?
1-1 特徴や仕組みを解説
屋外コンテナ型とは
広い屋外の駐車場などの土地に、荷物を収納するためのコンテナが置いてある種類のものです。バイクの収納に特化したバイクコンテナも最近は需要が高まっています。
扉は間口が広い為、ソファやベッド、レジャー用品などの大きい荷物を保管するのに向いています。また敷地内の通路は広く車を横付けできる物件も多いので、荷物の出し入れがしやすいというメリットがあります。
さらに屋内型トランクルームよりも料金が比較的安いのが最大の魅力です。
ただし屋外にある為、夏の暑い日や天気が悪い日は作業がしづらいというデメリットがあります。直射日光を浴びやすい為熱がこもりやすく、換気扇が無いと空気の循環が無いためカビが生えやすいという注意点もあります。
1-2 屋内型との違い
屋内型とはビルのワンフロアにパーテーションを設置し、一部屋ずつに区切った収納スペースのことです。
屋内型のトランクルームは屋外型とは違い、温度管理や湿度管理を行っている物件が多い為、暑さに弱い物や繊細な物の保管に向いています。屋外型よりも都市に集中して多くあるため、車をお持ちでない方も公共交通機関を使って利用しやすいのが特徴です。
ただし屋外型よりも設備が充実している分、料金が高いのがデメリットとして挙げられます。
また屋外型より広いサイズの部屋は少なく、間口や通路も狭いため大型家具の収納はしづらくあまり向いていないと言えるでしょう。
2, 屋外型トランクルームのメリット
屋外型トランクルームは、コンテナタイプの収納スペースを屋外に設置したもので、手軽さとコストの安さから多くの利用者に選ばれています。主なメリットは以下の通りです。
1. 月額料金が安い
屋外型は建物内に設置される屋内型と比べて、設備コストが低いため、月額料金がリーズナブルなのが特徴です。立地や広さによりますが、月額3,000円台〜利用できる物件も多く、コストを抑えて収納スペースを確保したい方に向いています。
2. 車で直接出し入れできる
車をコンテナの前まで横付けできる屋外型トランクルームは多く存在します。荷物の積み下ろしがスムーズで、重い物や大きな荷物でも楽に搬入・搬出が可能です。引っ越しや趣味用品の出し入れにも便利です。
3. 24時間いつでも利用できる
屋外型トランクルームの多くは24時間365日アクセス可能。自分のペースで自由に荷物の出し入れができるため、日中忙しい方や深夜・早朝に使いたい方にも適しています。
3, 屋外型トランクルームのデメリット・注意点
反対に便利な屋外型トランクルームですが、一方で利用時に知っておきたいデメリットや注意点もあります。事前に理解しておくことで、トラブルを避けて安心して使うことができます。
1. 気温や湿度の影響を受けやすい
屋外に設置されているため、夏の高温や冬の寒さ、湿度の変動を直接受けやすい点がデメリットです。温度や湿度に弱い家電製品や紙類、布製品などは劣化するリスクがあるため、保管なら屋内型トランクルームがお勧めです。
2. ホコリや虫、結露のリスクがある
屋外の環境にさらされることで、ホコリや砂埃、虫の侵入が起こりやすくなります。また、温度差による結露が発生すると、カビやサビの原因になるため、保管する荷物の管理には注意が必要です。
3. セキュリティ面の不安
屋外型は屋内型に比べて、防犯設備が簡易なケースが多く、盗難やいたずらのリスクが高い場合があります。防犯カメラや警備システムの有無を事前に確認し、信頼できる運営会社を選ぶことが重要です。
4, 屋外型に保管しても安心な荷物とは?
屋外型トランクルームは、温度や湿度の影響を受けやすく、ホコリや虫の侵入リスクもあるため、保管する荷物の種類によっては注意が必要です。そこで、屋外型に適した荷物についてご紹介します。
1. 耐久性の高いアウトドア用品やスポーツ用品
テントやキャンプ用具、ゴルフバッグ、自転車などのアウトドア・スポーツ用品は、もともと屋外での使用を想定しているため、多少の湿気や埃にも強いものが多いです。屋外型トランクルームでの保管に向いています。
2. 工具やDIY用品
頑丈な工具類やDIY用品も、屋外型に適した荷物のひとつです。錆びやすいものは防錆処理やカバーをかけると安心です。
3. 季節物の家具や家電(耐候性があるもの)
耐候性がある家具や、電源不要な家具(プラスチック製の収納ケースやガーデンチェアなど)は、屋外型でも問題なく保管可能です。ただし、電子機器や繊細な家具は避けましょう。
4. 衣類や布製品は適切な防湿対策を
衣類や布製品を保管する場合は、防虫剤や防湿剤を併用し、圧縮袋などで湿気対策を行うと安心です。とはいえ、屋内型の方がより安全なので、長期保管には注意が必要です。
これらを参考に、自分の荷物の特性をよく見極めて、屋外型トランクルームを上手に活用しましょう。次は、逆に保管に向かない荷物について解説します。
5, 保管に向かない荷物とその理由
屋外型トランクルームは便利ですが、環境の影響を受けやすいため、保管に適さない荷物もあります。
以下のようなものは、屋外での保管を避けたほうが安心です。
1. 電化製品・精密機器
温度変化や湿気に弱く、故障や劣化の原因になります。屋外の環境下では結露やホコリが入り込みやすいため、冷蔵庫、テレビ、パソコンなどは保管に適しません。
2. 書類・紙類・写真類
湿気やカビの影響を受けやすく、劣化や変色のリスクが高いです。重要な書類やアルバムなどは、防湿対策が万全な屋内型トランクルームを選ぶことをおすすめします。
3. 衣類・布製品(防湿対策が不十分なもの)
屋外型は湿気が多くカビや虫食いの原因になるため、防湿剤や圧縮袋を使わない状態での保管は避けましょう。特に長期保管には向きません。
4. 貴重品・現金・重要書類
盗難のリスクがあるため、トランクルームでの保管は推奨されません。セキュリティの高い場所や自宅での管理が安心です。
これらの荷物は、屋内型トランクルームや自宅の収納を検討するなど、環境に適した場所での保管をおすすめします。適切な保管場所を選ぶことで、大切な荷物を長く安全に守ることができます。
6, 屋外型トランクルームを選ぶ際のチェックポイント
屋外型トランクルームを安心して利用するためには、契約前にいくつかのポイントを確認しておくことが大切です。以下を参考に、納得のいく選択をしましょう。
point1, 施設のセキュリティ対策
防犯カメラや照明、施錠方法などのセキュリティ設備が整っているかを確認しましょう。安心して荷物を預けるためには、運営会社の管理体制や防犯対策の充実度も重要です。
point2, 利用時間とアクセスのしやすさ
24時間利用可能かどうか、アクセスの良さや駐車スペースの有無をチェック。自分の生活スタイルに合った使い勝手かを確認しましょう。
point3, 保管環境の状態
通気性や防水性、床の状態など、荷物を守る環境が整っているかも大切です。特に雨漏りや水たまりができやすい場所は避けましょう。
point4, 契約条件と費用の確認
初期費用や月額料金のほか、解約時の費用や更新料などの条件を細かく確認しましょう。トラブル防止のために、契約書の内容はしっかり読むことが大切です。
7, まとめ|屋外型トランクルームは使い方次第で便利に!
ここまで様々な内容でトランクルームについてご紹介してきましたが、トランクルームに興味を持った方はまず近くにあるのかトランクルームを検索してみることをおすすめします。
実際の写真やサイズなどを見ることで利用のイメージもしやすくなります。
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